アメリカ型鉄道模型掲示板6
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鉄道と鉄道模型に関する話題なら、アメリカ型でなくてもOKです。画像がアップできて再編集が可能、またHTMLタグが使えます。
操作方法は平明ですから、直ぐにご理解いただけると存じますが、少し詳しい解説も用意しました。
過去の発言は、第1-2次(2001-10年)、第3次(2011年)、第4次(2012年)、第5次(2013年)にあります。
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[778] 【新聞論調】学術用語 邦訳の功と罪 Name:ワークスK Date:2017/09/14(木) 21:58 [ 関連発言 ]
今日、14日の朝日新聞朝刊31面に福岡伸一さんという生物学者が興味深い一文を書いていた。曰く、我が国初期の学者たちは、西洋の専門用語を分かりやすい日本語に、よくぞ訳してくれたものだという話。例えば、平行四辺形とか台形は、小学生でも正しく認識できる言葉だけれど、英語表記は、"parallelogram"とか、"trapezoid"だという。パラレル(パラレロ?)は判るとして、他はギリシャ語由来などというし、それぞれを知らなければ理解しようがない。まさに想像を絶している。(英語の時間などを参照)
 我々の趣味の関係だって、鉄道railroad、軌条rail、台車truck、模型modelなどなど、本来の意味から言葉を再構成してもらったおかげで、スンナリ頭に入ってくる。漢字の威力は偉大だ。
 で、記事の結論は、日本人にとってはこれらの訳語が身に染み付いているものだから、いざ外国へ出て行ったときに適切な源の言葉を発せない。日本語訳の優秀さが逆に裏目となる。丁々発止でやり合うときに知識がありながら表現できないのでは、基礎学力が無いとまで思われてしまう。そこで対策として、高校の教科書ぐらいには原語を併記したらどうか……というもの。(原文(朝日新聞デジタル)の事例と論旨はもう少し鮮明で、以上は当方が大幅に翻案)

確かに仰ることはよく判る。でもね。基礎的な知識や基本的な考え方を学ばなければならない年頃に、余分な暗記を強いるのは如何なものか。その分野の通用言語が英語ではなくて独語だったり仏語なんてこともあるだろう。興味を引き付けるために入り口を見せるっていう意味があるかもしれないけれど、それはもう少し先なのではないか。その前にもっと根本的に大事なもの、知恵というか思考力を会得する必要があるのではないか。
 語学なんて道具だ。覚える必要はない。その時々で辞書を引けばいいんだって考えて、勉強しなかったのは、誰だ! まあ、世の中がそういう仕組みではなかったので、ツケが回ったけれどね(笑) 現代は、テキストの機械翻訳がディープ・ラーニングでソコソコ使えるようになってきた。しゃべるのだって、コンピューターによる同時翻訳は射程圏内だ。んっ、まだまだかな?
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ところで、英語と日本語の関係を論じた拙文を"とれいん"誌9月号に採用していただいた。僭越ながら御案内

[779] 【新聞論調】天声人語も翻訳の話題 Name:ワークスK Date:2017/09/19(火) 22:21
朝日新聞9月19日の朝刊。ただし2つの別の視点。1つは、ある翻訳家が述べている話で、「殺虫剤」とすべきところを「農業の薬」=「農薬」とすれば、悪い印象が薄まってしまう。もう1つは、ソサエティーは「人間交際」「仲間連中」などと訳された末に「社会」で落ち着いた。
翻訳って思いの外、エネルギーが要るようだ。>>朝日新聞デジタル63078
そういえば、「国際連合」の原語は"United Nations"だから、本来は「連合国」。そりゃあ、敵国条項だって当然だ。

【追記1】鷲田清一さんが案内する朝日新聞2017年9月29日朝刊の「折々のことば」は、「ことばには、他人の言い方が誤用だと思ってしまうと、なぜかそれを黙って見過ごせないという、おかしな魔力がある 神永曉(さとる)……」 むむむむ……。>>朝日新聞デジタル

【追記2】神永曉という方のブログ「日本語、どうでしょう?」を発見した。小学館国語辞典編集部で30年来、辞書編纂に携わってきたという。全てを読んだわけではないけれど、言語表現の多様性というか、移ろいというか、そういうものを認めることも大事だというお立場のようだ。信濃の国の枕詞と認識されている「みすずかる」が、江戸中期の国学者賀茂真淵の思い込みだなんて……。2017-10-26

[802] 【新聞コラム】川端康成「雪国」は蒸気機関車? Name:ワークスK Date:2017/10/22(日) 09:44
朝日新聞10月22日日曜版読書ページに山本一力という作家が、美しい日本語を味わえる好例としてこの本を薦めている。確かにこの冒頭の情景描写は読者を雪深い越後湯沢へ一気に連れて行ってくれる。
 ところが、「蒸機」だと書いてあって驚愕。それが窓を開けたときの描写につながるというのだから、なにをかいわんや。もちろん、我々の常識では電気機関車! 上越線だぞ! 長い長い清水トンネルだぞ! けむりモクモクなんて有りえない。
 調べると、電化開通が1931年で川端康成の訪問は1934年だから、当時の最先端技術のたまものだったわけ。機関車はED16かな。もちろん蒸気ボイラーを積んだ暖房車が連結されていて、客室はホッカホカ。だから主人公は窓を開けたんだ! もし蒸機だったら煤煙で苦労した末の冷気でホッとするんだろうけれど、これはヌクヌクと過ごしてきて、さらに贅沢にも新鮮な外気を味わったわけ。そういう情景を思い描けば、なに不自由なく過ごしている主人公の境遇を見事に写し取っているのではなかろうか!
……読んだ記憶はあるけれど、今、手元に無い。元文を確認できていないので……
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>>出版社サイト(画像を引用)

[805] 【新聞書評】森功著「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」 Name:ワークスK Date:2017/11/06(月) 02:24
11月5日(日)の朝日新聞読書欄で横尾忠則が、映画と実生活、虚像と実像という角度からこの本に迫っている。それらが「差し違える危うさ」だという。気になったフレーズは最後のところ。
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「芸術が必要以上にマジになることの危険性がここにある」

これ、我々の趣味でもいえる気がする。

>>朝日新聞デジタル


その他は、

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